松本幸奈さん

 今日僕は小倉A級ストリップ劇場に行ってきました。きっかけはタモリ倶楽部です。度肝を抜かれました。ダンス、刀の乱舞、衣装の扱い方・・・僕なんかが触れてはいけない芸術なのではなかろうかと感じました。パフォーマンスが終わったあとさっきとはうってかわって気さくな踊り子さんがニコニコと舞台脇から舞台に登ってくれました。踊り子さんは僕に「タッチ」を勧めてくれましたが、ものすごい勢いで申し訳ないくらい首を横に振ってしまいました。今ちょっぴり後悔していますがこれでよかったような気がします。

死んだのは私のほうだった      五匹の子豚「アガサ・クリスティー(山本やよい訳)」

 我慢させて我慢させて最後一気に推理をまくしたてていくスピード感、そして16年の過去を遡っていながらもはっきりと存在する心理から亡くなった二人の夫婦を描く鮮やかさに感動をおぼえました。心理について考えさせらる作品でした。

色んな勇気を持つことかな あと誰かに相談するとか      中野 独人「電車男」

 誰かに相談するということを控えめにアドバイスとして挙げた電車男さんには誠実さと純真さを感じました。この誠実さと純真さが毒男、友達そしてエルメスさんをひきつけたのかなと思います。そして勇気を持つことがきっかけを生む最初の一歩であることを知りました。

独立した人間が頭を下げるのは百万両より尊い御礼   ~夏目漱石「坊っちゃん」~

 ぼくは受験というものを三回しました。受験は正解は正解、間違いは間違い、点数の高いやつが偉い、単純明快です。しかし世の中は正解が正解に感じられないことがあるような気がします。バッタ事件で狸と赤シャツは生徒に過失あるのは、自分の寡徳致すところだと言っています。模範解答ですがおかしいです。何が俳句だ、どうも下手な字だ、野だが大嫌いだ。正直を感心する清の尊さを知りました。