身近な人

弟が春の甲子園出場を決めた。そんな弟から一通の電話が、弟はベンチである。俺は頑張るぞという決意の電話だった。それを自分に言ってくれたことがうれしかった。長く長く電話をしたいと思った。情けない兄として、人として。すごい弟の兄はおれだと誇ってしまう。弟がすごくても自分はすごくない。弟が頑張る、自分が頑張る。